「繊細さん」の本
先日、気になっていた本を購入して読みました。
普段は1冊の本を読むのに何日もかかる私ですが…
面白くて読みやすくて、一気に読んでしまいました!
共感するところが、多かったからだと思います。
「私って、HSP(繊細さん)だったんだ!」という発見。
ちなみにこれは病気でも障害でもなく、人間の生まれ持った性質で、5人に1人がこれなのだそう。
つまり100人中20人。
「HSP(繊細さん)診断テスト」をしてみると、あてはまるところがいーっぱい(笑)
「え!?みんなそうじゃないの!?」と驚きの連続。
この本を読むまで、人間とは大体こういうものだと思っていたので、目からウロコでした。
人間の80パーセントが「非・繊細さん」であり、そこまで深く考えないのですね…。
中でもびっくりしたのが、「カフェイン飲むと眠れなくなる」も繊細さんの性質なのだとか。
寝れない夜、思い返してみると、午後にコーヒー飲んでたりして、夫にぼやくと、「絶対気のせい(笑)」と笑われていたので、
「夫!カフェイン関係なく眠れるのか!強いな!」
と羨ましく思ってました。
隣に汗臭い人が座ったりするのもダメで、気にせずにいられないし(嗅覚が敏感なのだそうで)、歌の音が外れてると気になるし、不機嫌な人が傍にいると、それだけでハラハラが止まらない。
気になることが他にできると、簡単に思考がそっちに飛んじゃうので、注意力や集中力が破滅的にないわ、欠陥だわ、って思ってましたが、そうじゃなかった。
細かいことが気になって仕事の手が止まることもしばしば。
「細かいことをほじくり返す人」と思われることもしばしばあるような、ないような(実際に言われたことはないけど、客観的に見ると、そうだなって思う時はある)。
これで38年生きてきてるんで、それなりにガードの方法とかも身に付けて、「生きにくい」ほどではないのですが。
私の環境が恵まれてて、仕事も周りの人間も非常に合っている環境の中生きてるんで、思い悩むことは少ないです。
ありがたいこと。
この本に出会って、ちょっと自分の心の一部がすっと楽になった感じがします。
続編、もあるようなので、それも機会があったら読みたいです。